住宅設備 冷暖房・換気

冷暖房や換気設備をチェックする


冷暖房や換気設備は、現代では住宅の必需品と言えます。

暖房や換気設備をチェックする *冷暖房はどうか


房は、一般的な冷暖房機からストーブや床暖房までいろいろな種類があり、その熱源も灯油・ガス・電気といろいろあります。
一方の冷房は、基本的に電気に頼っているのが実状です。
現実的に考えれば、コストの高い電気で暖房するより、ガスのストーブやファンヒーターを暖房機に使用し、冷房をヒートポンプで行うのが維持費の面で済的です。
しかし、ヒートポンプ・エアコンは、冷房専用機がほとんど姿を消してしまい、現在は冷暖房兼用のものが一般的になっています。
したがって、これ一つでもよいのですが、あえてガスファンヒーターを併用する例もあります。
エアコンは、工事契約から外して安売り店などで購入するのが一番安くできる方法ですが、この場合、室内外機を接続する「冷媒管」や「ドレーン配管」のすべてが露出することになります。
機械のとり替えや、メンテナンスの面で考えると、必ずしも隠蔽配管がよいわけではありませんが、計画的にきれいな配管にしたいものです。
冷暖房でもう1つ注立したいのは、ドレーン対策です。
「ドレーン」とは、室内の空気を冷やすことから発生する一種の「結露水」のことです。
これを排水するための管がドレーン配管で、場所によっては排水が垂れ流しにされて雨でもないのに夏の間中漏れていることもよくあります。
これは、生活排水とは別系統にして、雨水桝などに接続するのがよい対策法です。
また、配管が横に長く伸び勾配がゆるいと、水が逆流してクーラーからポタポタ落ちてきたりします。
管の勾配にも充分に注意しましょう。
さらに、排気音などで近隣トラブルを起こさないよう、屋外機の位置や方向にも注意が必要です。

冷暖房や換気設備をチェックする *床暖房はどうか


床暖房の熱源は、大きく分けて電気ヒーターと温水配管のものと2種類あります。
温水配管の場合、温水を温める熱源としては、ガス・灯油、またはそれらとソーラーの組合せなどが一般的です。
電気ヒーターは、設定温度を高く出来ることから、雪国の「ロードヒーター」(融雪装置)や、浴室などでコンクリートに埋め込んで使う場合が多いのですが、エネルギーコストが高いことや低温やけどの危険性などが懸念されます。
住宅では、電気ヒーターはホットカーペットなどのように部分的に使用し、室内全体の暖房としては温水式のものを使用する方法が適当です。
いずれにせよ、サーモスタットによる温度設定をど建物の気常性や断熱性をも考慮し、計画を立てなければなりません。
温水の熱源としては、ガス会社が湯沸かし器とセットで売り出しているので、ショールームにいくといろいろ研究できます。
ガスの代わりに灯油のものもあります。
これだと維持費はかなり安くなるはずですが、その貯蔵量を確認しなくてはならない“灯油の不便さ”も検討したうえで選んでください。
また、特殊な例として、温水の代わりに「温媒液」を使う「ソーラーシステム」に組みこまれた床暖房もあります。
住宅金融公庫の助成が受けられる商品を選択の目安にするのも1つの方法です。
温水配管の中身は密封されているので、汚れなどによる目詰まりや故障はないはずですが、使用しない時間があまり長期に渡ると故障の原因になるようです。
設置のときに気をつけなければならないのは、床暖房そのものよりも、表面材のほうです。
連続的に熱が加わるので、フローリングなどの木材が変形したり割れたりしないよう床暖房対応の素材であることを確認してください。
さらに、部屋に半永久的に置かれる家具の下に床暖房があると、放熱できず、家具そのものへの影響もさることながら、床材が予定外に高温になり変質するなど事故につながりかねません。
ムダのない計画のためにも、部屋の使い方を検討して床暖房の範囲を決定すべきです。